リサーチ・リテラシー/セレディビリティ
マスコミを筆頭に、リサーチ結果、統計結果はかなりいい加減に扱われている。というかいい加減に使っていることすら認識しないまま、○○%と統計数値らしきものを文章に入れ、都合のいいように解釈している。
逆に、統計の知識を使って、数値の見え方を意図的に巧妙に歪めてしまう不束者も存在するが、リサーチャーとして周囲を見ると圧倒的に(悪気の全くない)前者が多いように思う。悪気はなくてもデータの歪め方は巧妙に見えるのだが…・。
先日、私の職場の研究成果を本にする機会があり、リサーチ結果の表現については本当に気を使った。とにかく誰に指摘されても“ウソ”だけはつかないように慎重に表現したつもりだが、出版後数ヶ月を過ぎた今でも、新聞やら雑誌やらで紹介される度に緊張している。
そんな気の小さい私は、先日も「データはウソをつく 科学的な社会調査の方法」(谷岡一郎/ちくまプリマー新書)なんて本を買ってしまった。この手の本のバイブルであるダレル・ホフの「統計でウソをつく法」からはじまって、一通り目を通しているが、こういった本はいったい誰が買っているのだろう?最近けっこうこの手の本が新書ででているところを見ると、比較的売れているのだろうが…・・周囲には見当たらない・・・・。
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