リサーチ&マーケティング

2007年8月30日 (木)

リサーチ・リテラシー/セレディビリティ

マスコミを筆頭に、リサーチ結果、統計結果はかなりいい加減に扱われている。というかいい加減に使っていることすら認識しないまま、○○%と統計数値らしきものを文章に入れ、都合のいいように解釈している。

逆に、統計の知識を使って、数値の見え方を意図的に巧妙に歪めてしまう不束者も存在するが、リサーチャーとして周囲を見ると圧倒的に(悪気の全くない)前者が多いように思う。悪気はなくてもデータの歪め方は巧妙に見えるのだが…・。

20070629

先日、私の職場の研究成果を本にする機会があり、リサーチ結果の表現については本当に気を使った。とにかく誰に指摘されても“ウソ”だけはつかないように慎重に表現したつもりだが、出版後数ヶ月を過ぎた今でも、新聞やら雑誌やらで紹介される度に緊張している。

そんな気の小さい私は、先日も「データはウソをつく 科学的な社会調査の方法」(谷岡一郎/ちくまプリマー新書)なんて本を買ってしまった。この手の本のバイブルであるダレル・ホフの「統計でウソをつく法」からはじまって、一通り目を通しているが、こういった本はいったい誰が買っているのだろう?最近けっこうこの手の本が新書ででているところを見ると、比較的売れているのだろうが…・・周囲には見当たらない・・・・。

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2007年7月26日 (木)

ちょっと空しい…?富裕層マーケティング

 先日、富裕層マーケティングについての日経のセミナーに参加した。

生活総合研究所の研究員の方から、彼らが定性的なアプローチにより抽出した「黒リッチ」、「隠れリッチ」、「守リッチ」、「一点リッチ」という四つのクラスター(富裕四属)の特性について説明を受ける。説明の中から私が眠気と格闘しながらピックアップしたワードは、「人脈」、「モノより物語」、「コンシェルジュ願望…自分で手を使わない」、「つるつるの肌」、「子供に遺産は残さない」、「フィリピン人の家政婦さん」、「仕事とプライベートのバランス」、「ポルシェ」等々…・・。

 なぜか、帰りの電車の中で暮らしのアート 素敵な毎日のために」戸塚真弓著/中公文庫を読んで少しホッとする。セミナーで語られた富裕層達は確かに豊かではあるのだが、私のキーワード録を見る限り生活の楽しみの何かが欠けているようにも感じてしまうのは私だけであろうか…?(とてつもなく大きなお世話なだが…)

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