畳敷きの風呂場を独り占め 別所温泉
GWは暦通りしか休みが取れそうもないということで、先週末、親父の法事で長野邸に帰る途中、妻と別所温泉に立ち寄ってみた。ふだんなら車でうウロウロしているエリアだが、今回は上田電鉄の別所線に乗ってみた。車両は新しくイメージしていた風情はなかったが、原田泰治のラッピングが施された楽しい車両(自然と子供たち号)だ。桜はもう終わっていたが、別所温泉は新緑と春の花々に包まれ、気持ちのいい陽気だった。そういえば昨年末に原田泰治の文庫本買ってたな・・・・
別所温泉には大湯、石湯、大師湯など由緒ある立ち寄り湯があるが、今回は老舗旅館の臨泉楼 柏屋別荘に行ってみた。
カウンターで料金を払い浴場に案内してもらう。男湯は先客もなく貸切状態。浴場に敷き詰められた畳は全く濡れていない状態だったので少し緊張したが、そうもいってられないので自由に使わせてもらう。
内湯は少し白濁していたが、露天は透明だ。お湯は柔らかくのんびりつかるにはちょうどいい湯加減だ。内湯につかっていると、若いスタッフがお湯の温度チェックに入ってきた。彼によると内湯が白濁しているのは少し温度が下がっているからとのこと。妻の方は数人の客が入っていたようだが、リフレッシュはできた様子。帰り際、カウンターで今夜の宿を尋ねられ、特に泊まるところも決めていないと応える(すいません面倒臭かったので…)と、川端康成が逗留したことのあるという部屋を奨めていただいた。いつか泊まってみたいものだ。北向観音を参拝し、くるみダレの蕎麦を食べ、久しぶりに昼間のビールを飲み、また足湯につかって、ところどころに山桜の咲く新緑の山々を眺めながら別所線でのんびり上田に戻った。
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