« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月

2008年10月18日 (土)

導かれるがままに…琳派展

先週、岡本太郎の「日本の伝統」を読み光琳が気になっていたところに、駅の売店で「琳派って誰?」(?)というタイムリーすぎるタイトルのBRUTUSを発見。さらに、なんと東京国立博物館で琳派展が開かれているではないか。ということで、自己を超えた力に導かれるままに、さっそく先週末に妻と秋晴れで込み合う上野公園へで出かけてみた。目的は様々なようで、琳派展が行われている平成館前はさほど込み合っていなかったが、館内に入るとやはり来館者は多く、作品を好きな角度から眺められるほどの余裕はなかった。

081018a

個人的に印象に残っているのは光琳の燕子花図屏風波濤図屏風、本阿弥光悦の赤楽茶碗「加賀」、黒楽茶碗「村雲」、飴釉楽茶碗「立峯」(失敬にも、あまりピンとこなかったので、おしりから眺めてみたらいい感じだった・・)、山の色絵桔梗文盃台など…・。多くの作品が展示されていた酒井抱一、鈴木其一については、光琳と比べて、あまり逸脱していないというか、巧いのだが何かスカッとしないものを感じる作品が多いように感じた。要するに私なんぞにはよく分からないのだ・・。

同じく上野公園の国立科学博物館では、「菌類展」という、これも知的好奇心がそそられる企画が行われていた。南方熊楠、ジョン・ケージ気分で今週末にちょっと行ってみよう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 7日 (火)

久しぶりの長野信濃美術館で椅子を鑑賞

脱穀のため長野邸に帰ったついでに、長野信濃美術館で行われていた「美しい木の椅子展」をのぞいてみた。前回、草間彌生展でこの美術館を訪れたのは、カタログで確認してみると94年ということで、なんと14年もの月日が流れていた。

081003a

平成02年から07年にかけて行われた平成大修理が終わった善光寺の山門の全容を見るのも久しぶりだ。世界の著名デザイナーの椅子を紹介する織田憲嗣氏コレクション、朝日新聞主催の公募展「暮らしの中の木の椅子」展の入選作の展示、長野県内で製造された木の椅子や日本人デザイナーの木の椅子の紹介など盛りだくさんの内容で、特に織田憲嗣コレクションは時代ごとに世界の代表的デザイナーの椅子が展示されており、とてもじゃないけれど、展覧会だけでは全容を把握しきれないので、久しぶりにカタログを買ってみた。(このカタログは椅子がデッサンで書かれていたりして、面白い構成になっている)

081003b

ただ、椅子って食卓やリビングや書斎や、公共の空間で、使う人とともにあって、その味わいが見えてくるものだと思うのだが、知識が足りないせいか、一脚ずつ等間隔に並べられた椅子を見ても何だかどれも味気ない感じがしてしまった。知識のインプットも必要だが、これからは日常の中でも少し注意して椅子を見てみよう…・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »