ペットを通して久しぶりに社会学?
食と旅行に関するリサーチと取材の結果をまとめ、この秋に出版予定の原稿もなんとか形になってホッと一息ついたのも束の間。先日の会議で次回のテーマである“ペット”も急遽私が担当することになってしまった。ペ・・・ペット????。
大の犬好きではあるものの、心の準備ができていなったので全く方向性がつかめない。
とにかく何かイメージしてみようと思い、この週末は、「犬は道連れ」(かわはらしづか/出版文化研究会)と、「家族ペット だんなよりもペットが大切!?」(山田昌弘/文春文庫)を読んでみた。
前者は、ドイツの犬学校(しつけの学校)での著者と愛犬との体験を綴ったもの。しかし、ペットを連れての海外旅行は思っていた以上に大変なんだな~。
後者は、「家族」を“自分が「家族」と思う範囲が「家族」”と定義し、実際の「家族」の中に“かけがえのない自分”を感じることができなくなりつつある中で、犬や猫などのペットが、愛人として、子供として、保護しなければならない弱者として、ご近所レビューの仲介として(公園レビューのような・・)、自分の分身として・・・等々、自分の存在を確認するための新しい「家族」として重要な役割を果たしている状況を、数々の事例を挙げながら分析している。
著者は社会学者として、この状況を現代の病理としてではなく、ポジティブに捉えようとしている。確かに、無条件に自分を信頼してくれる犬と一緒にいると心は癒されると思うが、人が人に癒されない・・・無条件に信頼できる他者(同属の生物)がいない状況ってのも辛いよな~。
とにかく、急速にペットは増えているようなので、犬先進国ドイツのように、諸々の制度なんかもこれから整えていかなければならないだろう。ということで、今日は「ドイツの犬はなぜ吠えない?」(福田直子/平凡社新書)を読んでみた。深いんだか浅いんだかよく分からないペットの世界だ!?
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コメント
著者です。こんにちは。
本を読んでくださってありがとうございます。
ところで、書籍のタイトルは、「犬は道連れ」ではなく、
「旅は犬連れ」です(笑)。
犬は道連れに確かに近いのですが・・・
今後ともどうぞ宜しくお願い致します!
投稿: かわはらしづか | 2008年1月13日 (日) 23時23分